「1デイクラス」「5デイを終えて日常に戻ったら、落ち着いて描ける場が見つけにくいので、せっかく得た感覚を忘れてしまう」という声があった為、多忙な皆さんのためのフォローアップとして設けているものです。
月に1度、あの場所に戻り、8時間を右モードで過ごします。
すっかり忘れたと思っていても、8時間の内に感覚が戻るのです!
時が違っても、おなじ5デイの受講者は、なぜか共通するものがあり、相乗効果で進化しています。
フォローアップクラスでは、具体的には、5デイでは行わなかった、いろいろな絵の描き方、または絵以外のことにチャレンジして楽しんでいきます。
その中で、色彩も学びます。
例えば、以下のようなことを行いました。
ジェスチャードローイング
30秒で1枚といった速いペースで絵を描いていきます。繰り返し続ける事により、動態視力も向上し、全体把握が早くなります。ブレインストーミングなどの効果アップにも使われてます。
触覚のワークショップ
視覚よりも触覚がシャープな人もいます。日常見慣れているものに触ったり、土に触って作ります。
成長パターン
重力のある地球上の生物、鉱物、は美しい成長のパターンを持っています。
その中のいくつかの法則に気付くだけで、自然がもっと身近になります。
成長パターンのフォローアップクラスでは3つの基本的な視点から、顕微鏡で見たり、植物を解剖したり、熱帯植物園で描いたり、海の中の貝を描く事で、観察力が磨かれます。美しいミクロとマクロの世界です。
植物編
最少で最大の効果を作る、動かない植物の驚くべき成長のパターン
鉱物編
地球が作った何億年の歴史を持つ、石、鉱物の躍動感あふれる美しい成長のリズム
貝編
水圧の中で生きる貝は、重力に耐えられる強度を持っています。その智慧は古代から建築に生かされてきました。レオナルド=ダ=ビンチは教会の階段を、二重螺旋でデザインしています。これはDNAと同じパターンです。
ネガとポジ(色バージョン)
色紙を使い、ネガとポジの切り絵をしているうちに色彩に対する感性が豊かになります。どんな人でも気楽に「色」を駆使し遊べる様になります。
聴覚から描く
絵は見て描くだけなのでしょうか? 視覚だけに頼らず、言葉の持つ意味や、音のその感性で、じつは誰でも描けるのです。